東京都立高校入試の問題内容に関して~数学編

2023/05/19 カテゴリー:学芸大学校

こんにちは!

ハイスターズ個別指導学院 学芸大学校の室長の浦田です。

 

 

 

今回のブログでは東京都立高校入試の問題内容に関してお話しさせていただきます。

 

入試問題には各県ごとに出題傾向があります。

これは高校入試に限らず大学入試や中学入試でも同じです。

 

 

そのため目標の学校に受かるためは、闇雲に勉強をしていても合格の可能性は上がりません!

合格率を高めるためには自分の実力を100%発揮する事と、テスト分析が大切です。

 

また教科ごとに分析したものを毎週シリーズとしてお送りいたします。

まずシリーズの初回は数学からです!

 

 

1.小問集合

〔問1〕から〔問6〕までは計算問題、〔問7〕は色のついた玉の確率、〔問8〕は円と角度、〔問9〕は作図の9問からなる小問集合でした。いずれも例年通りの難度でした。

 

 

2.文章題

例年通り「先生が示した問題をもとにして生徒が問題を作った」という設定でした。図形の周りの長さや面積を調べる問題です。〔問2〕の証明問題も丁寧に式変形を行い、記述したいところです。

 

 

3.一次関数

過去3年間は二次関数が出題されていましたが、2023年は一次関数のみの出題でした。〔問1〕は座標、〔問2〕は直線の式を求める基本問題です。〔問3〕は面積の条件をどのように利用するかで計算量に差が出た問題でした。方針が立たず、戸惑った受検生もいたことでしょう。

 

 

4.平面図形

等脚台形の辺上にある点を結んでできる図形に関する問題でした。〔問1〕の角度、〔問2〕1の証明問題は基本的な難度ですが、2の面積比は複数の相似を利用し、やや複雑な処理が必要なため、難度の高い問題でした。

 

 

5.空間図形

正四面体の辺上にある動点を結んでできる線分と立体に関する問題でした。〔問1〕の表面上の最短距離は、条件を満たす動点の位置を正確に把握する必要がありました。〔問2〕の体積は、類題を解いたことがあるかどうかで差がついたと思われます。

 

 

 

東京都立の入試問題(数学)の傾向は毎年変わりません。

数学で点数を取るコツは反復と基礎力です。難易度の高い問題は、3題しかありません。

平均点が低い最大の理由は計算ミスになります。1問間違えるごとに5点ひかれてしまいます。

なので、計算の反復演習と基礎力が大切になってきます!

 

・塾通いを検討している中学2年の方

・入試に向けてそろそろ準備を始めようと思っている中学3年生の方

・今の塾に満足されておらず、成果が出る塾への転塾を考えてらっしゃる方

 

などなど、、、

他にも学習に関してお悩みがある方は是非一度教室までお越しください!

自習席含め、ただいま座席の空きがわずかになってきました。

ご入会に関しても先着順とさせていただいております。

 

 

ご検討されている方はお早めにご連絡をお願いいたします。

 

 

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