室長目線の合格体験記②
2022/02/17 カテゴリー:学芸大学校

こんにちは!
ハイスターズ個別指導学院 学芸大学校の室長の齋木です。
室長目線の合格体験記、第二弾、今回は私立高校受験のKくんです!
【高校受験Kくん】
Kくんがハイスタに入会したのは中2の冬期講習でした。
「数学がわからない」というのがそもそもの通塾の動機でした。
Kくんは真面目でコツコツタイプ。
学校で貰ったプリントや過去のテスト類もしっかりと整理されていました。試験範囲などもよく把握できている。
しかし既習事項の蓄積がなされておらずテスト勉強をするにあたっても毎回、前回のテスト範囲や前々回のテスト範囲、場所によっては小学校の内容から戻らなくてはいけない、そんな状況でした。
この状況、結局、毎回のテスト勉強でボリュームばかりが増え(ボリュームが増えると作業志向の勉強になっていくので)一層の悪循環になっていきます。どこかでこの流れを逆転させたい…室長としてはそんなチャンスを探す毎日でした。
タイミングが来たのは夏期講習
夏期講習前の面談で志望校が決まり、そこに向けてモチベーションが上がったところでした。ここで少々多めの授業数を受けてもらいました。
狙いは、「薄く・広く・早く」で中3の学習事項を終わらせる為です。
普通は 「深く・狭く・ゆっくりと」というアプローチをしたくなるのですが、Kくんの場合は1つ1つの単元学習ではなく、もう少し広い面で学習を行うことで数学的な概念を何層も重ねて構築していこうということです。その時間を後半で確保するためには夏期講習で中3の学習事項は軽めでも終えておきたい…そんな感じの逆算をしていました。
しかし、夏期講習、Kくんにとっては大変だったと思います。中1から中3までの計算総合問題(難易度高め)のプリントなどは10問中1問も正解がないなんてことはザラで(笑)。
*この時、計算で苦しんだことが、後に彼を救ってくれますが。
夏期講習が開けると、Kくんは英語と国語もハイスタで受けるようになりました。
英語は小さい頃から英語塾に通っていると伺っていたので、私も心配はしていなかったのですが、どうも模試などの点数が「良からず・悪からず」という感じでした。私の中の予定ではもう少し良いと思っていたので、ここの修正をするためにハイスタで受けてもらうように勧めました。受験英語という意味で特有の対策が必要だと思いました。
国語は志望校の過去問を見る限り、かなり難しい随筆が毎年出ていたので、そこに対応するための読解と、あとは現代文と古文との融合問題や文学史など、ひとりだと勉強しにくい部分を一緒に授業で行いました。
秋になると模試が本格化します。
9月、10月、11月、12月…上昇傾向!!しかし上昇っぷりが不足(冷汗)
もちろん模試を受けている中3生全員が受験勉強しているので、成績を維持だけでも難しく、上昇しているのはとても凄いことなのですが、もう少し欲しいところ!
最後の模試…判定50%
肌感覚(謎)では55%です。
受かりそうな気はしますが、正直、問題にどれだけ食らいつけるか。
最後に着手したのは数学の問題を捨てるタイミング(平面図形・立体図形では粘らない)。
あとは英語と国語でどれだけリードできるか。
2月
第一志望の合格発表、お父様からのメール(抜粋)
「Kの父親です。今日合格発表で今見ました。なんと合格致しました(^^)/...父が一番ビビッてます。このたびは長きにわたりお力添えいただきましてありがとうございました」
受かりました!合格です!!Kくんの努力が結実しました。やはりコツコツ型は強いです。
Kくん本当にお疲れ様でした。
追伸
2月15日Kくんが挨拶に来てくれました
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