千葉県 公立高校入試分析 第2回<数学>

2022/08/25 カテゴリー:鎌取校

こんにちは!

HIGH-STARS(ハイスターズ)個別指導学院 鎌取校の岩木です。

 

 

前回ブログに引き続き【千葉県の公立高校入試の問題内容に関して】お話しさせていただきます。

 

入試問題には各県ごとに出題傾向があります。

これは高校入試に限らず大学入試や中学入試でも同じです。

 

 

そのため目標の学校に受かるためは、闇雲に勉強をしていても合格の可能性は上がりません!

合格率を高めるためには自分の実力を100%発揮する事と、テスト分析が大切です。

 

今回は一本化になって変更があった箇所、コロナの影響で特別措置が取られた箇所なども合わせてお話ししたいと思います。

また教科ごとに分析したものを毎週シリーズとしてお送りいたします。

 

 

今回はシリーズその2、数学です!

 

 

今までの入試問題と比較してみると問題構成・配点が大きく変わりました。

 

 

【問題構成】

数学の構成は「独立小問・関数・証明・新傾向問題」となっています。

 

新傾向(会話形式・日常生活の題材等)が導入され、千葉県では会話形式で題材は「円周上の2点間の距離」(一次関数)でした。

読み込まないと何を聞かれているのか分からない、数学でありながら国語力も必要となる問題です。

 

 

また、注目すべきは「四分位範囲と箱ひげ図」(中2学習範囲)です。全国的にこの問題の扱いが増え、千葉県では大問1の⑶で出題されました。

そして、関数の問題も長文と図形の融合に注意が必要です。単なる公式の代入だけでは解けなくなりました。

 

 

【配点】

計算問題6問各5点→計算問題3問各5点
独立小問4問各5点→独立小問10問各3点
作図5点→作図6点

 

 

【その他】

解答までの過程を書かせる記述問題が廃止されました。

図形の証明問題は部分証明から完全証明へ変更されました。

 

数学の平均点は51.5点、前回の令和3年度から7.8ポイント下がりました。

 

 

 

 

【室長より】

 

数学でも国語力や知識・思考を問う問題構成という印象を持ちました。

単純に計算力があれば突破できる試験ではないので、どこから分からなくなったのか一人ひとりの苦手部分を明確化していく必要があります。

 

塾生には模試の過去問を宿題や授業で出し、それを解説・演習を行っています。

隣に講師がいますので、ミスを客観的に分析し、必要であれば小学生の内容まで遡った復習ができます。

 

来年の入試に向けて準備をしようと思っている中学2年の方、そろそろ塾に通おうと検討している中学1年生・小学6年生の方、などなど他にもお悩みがある方は是非一度教室までお越しください!

ただいま座席の空きがわずかになってきました。

ご入会に関しても先着順とさせていただいております。

ご検討されている方はお早めにご連絡をお願いいたします。

 

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