区立中学生の仮内申が出ました→三者面談に向けて
2021/12/06 カテゴリー:学芸大学校

こんにちは!
ハイスターズ個別指導学院 学芸大学校の室長の齋木です。
最近、日が暮れるのが早くなってきましたね。
12/22(水)が冬至なので、当たり前と言えば当たり前ですが、1年のうちで最も日照時間が短くなる時期です。
そしてこの時期になると、世田谷区や目黒区立の中学校3年生の生徒さんは「仮内申」なるものが判明します。
「仮」とは言え、「ほぼ確定」です。
各中学校でこの時期に行われる三者面談を円滑に進める為に、事前に大まかな内申点を「3科・5科・9科」で教えてくれるというものです(中学校によっては三者面談の場まで教えてくれない場合もあるようですが、この三者面談では結論を出す必要性があるため、その準備として事前に内申点を大まかに教えてくれる という中学校が多いです)
①私立単願の場合は
10月や11月の私立高校の説明会(個別相談会)に参加し、どのぐらいの内申が要求されているかを把握していると思いますので、それと今回の仮内申を比較・検討するのが今回の三者面談です。
単願なので(他の高校を受けられませんので)基本的な論点はこの1点のみです。
②ある私立高校が第二志望以下である場合(その私立高校を「押さえ」としたい)場合その私立高校が併願者用に内申点を提示していることがありますので、それと今回の仮内申を比較・検討するのが今回の三者面談です。
あくまでも、その私立高校を第二志望以下として押さえたい・キープしたいという考えが前提にある受け方なので、そもそも「第一志望の受け方」「第一志望へ向けての勉強の仕方」の話と合わせた三者面談になるはずです。
③都立高校が第一志望の場合
そもそも都立高校は1月26日(水)・27日(木)に行われる「推薦に基づく選抜(以下、推薦)」で合格するパターンと、
2月21日(月)に行われる「第一次募集および分割前期募集・学力検査に基づく選抜(以下、学力検査)」で合格するパターンがあります(後期もありますが、わかりやすく前期で話をします)。
推薦を受ける・受けないという話(推薦を受けず、学力検査だけを受ける生徒さんもいます)と、おそらく1校だけの受検という生徒さんはほとんどいないでしょうから、前述の2の話とのセットになる場合が多いです。
④第一志望の私立高校に単願の制度が無いor単願の基準に届かなかった場合
第一志望の私立高校を一般入試で受けることになるわけですが、この場合、三者面談での論点は「第二志望以下の高校とその受け方」がメインです。
「第一志望に向けての勉強の仕方」は当然大事な話なのですが、この部分は生徒さん本人と話せば良いことなので、三者面談では話題にはなったとしても、あまり深い話にはならないはずです。
あくまでも代表的な部分だけを挙げました。
これ以外にも個々の生徒さんによって事情や背景が変わると思います。
ただ三者面談とは言え、担任の先生にしてみれば全員の生徒さんと決められた時間の中で話をしなくてはいけません。
それ故に仮内申を面談の前に伝えていたりするわけです。
HIGH-STARS学芸大学校では、面談や日々のお電話で、受け方と想定される準備などを話をしていますので、三者面談で慌てることは無いぐらいに準備は出来ていると自負しています。
この記事をご覧の方で、もし何かお困りごとがございましたら、遠慮なくご一報いただければと思います。
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